アンダーグラウンドホテル SPELL ON YOU【単行本版】
定広美香
このレビューはネタバレを含みます▼
ハードボイルド系BLや強気受に目覚めるきっかけでもあったこのシリーズ、何度も何度も読み返しています。ついに完結ということで寂しくて、こちらはなかなか読めずにいました。
今回のはルーサーがちょっと可哀想でしたね…しかし黒幕は自分ではないと否定するソードにセンが言った「なんだ、絶望した」という台詞にゾク~っ!としてしまいました。センて育った家庭の影響か、一見カラっとしているようで、単純なソードよりもある意味強い執着心というか執着されたい願望?なんともドロドロした闇がありますよね。
本音を言えばバーを始めた2人などまだまだ見たかったし、エリーやロニーのこともめちゃくちゃ気になります(ノーマンのスピンは描かれる予定があるそうですが)。皆の今後を、いつかチラッと垣間見れたら嬉しいなぁ。
兎にも角にも、最高にかっこいいお話を約25年(!)にも渡り描き続けてくださった定広先生に感謝感謝です。本当にお疲れさまでした!これからも先生の作品を楽しみにしています。
最後に、誰になんと言われようと一番好きなキャラはムトー所長です!(笑)
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