1945シリーズ番外編
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1945シリーズ番外編

尾上与一/

うれしい番外編祭り/シリーズ振り返り

ネタバレ
2025年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 祝・新装版1945シリーズ完結!5組10人の主人公たちから色々な感情が伝わりました。
再レビューですが誤表記、思い違い等ありましたらお許しを。
◯郵便飛行機より愛を込めて(26編)
【わたしの星】、【弟がかわいい話】は琴平家のお兄ちゃんが優しい。【星空地図と六等星】は予科練のユキ、【高嶺の星】は兵学校の資紀坊ちゃんがお互いに胸の中の星を思いながら頑張る話。資紀と新多の絆も。【郵便飛行機より愛を込めて】は米国へ運ばれる恒と六郎を観察する1人の米兵の視点。ワケノワカラナイ生き物と見なしていたのがいつのまにか…
琴平兄弟が再会する【桜雨】は衝撃的ながらホロリ。【甘い話】と【分類384】は坊っちゃんいったい、どんな顔でそのセリフ言うてます?とつっこみたくなる話。【あの日の火の花】2人の体験を考えたらすっかり人が変わってしまってもおかしくないと思うけれど、変わらない気持ちや思い出 【夢の残り香】体のキズと心のキズと。よく帰ってきてくれました。おかえりなさい、月光ペア
◯謹製ヘルブック(25編)
ほぼ藤十郎と伊魚の彗星ペア。ヘルブック仕様、つまりイタしてる場面が多い!です
【薄氷】伊魚の身の上と藤十郎に会ってからの逡巡。【a nine day's wonder】と【網の魚の処方箋】篠沢の影。自分は汚いと思う伊魚への処方箋は藤十郎に心のこもった言葉をもらうこと、かな 【冬の魚】2人で伊魚の実家へ。夜は離れで…。母の歓待に複雑な気持ちは抱くものの、藤十郎はある決心を。小さめの声で伊魚に切り出す「一緒に住むなら…」そして家を建てましたヨカッタネ
◯海鷲に告げよ(20編+まんが1編)
【南方からの手紙】ムチャな飛行をする塁。その親代わりの衛藤と現地保護者城戸の手紙のやりとり。2人ともまだ若いはずだけど塁に鍛えられて?板についた保護者ぶり【元厄災の日】誕生祝。塁21歳、でいいのかな
◯拝啓、南十字星の下より。(28編)
【風邪引きと餅】症状満載の恒、からの雑煮談義。最後に琴平家餅事件の犯人とおぼしき人がくしゃみをしてますが軍装なんです。戦争中だ(当然!) 時空がつながってあせりました。【拝啓、南十字星の〜】六郎が家族に手紙を。たぶん幸せ色 【歩兵の本領】大変な状況で希望もあるかないかだけど必死に最善を尽くす話 ジスウイッパイ チーム1945バンザイ アリガトウゴザイマシタ
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