さようなら。別の人の番になります。だから最後に思い出をください。
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さようなら。別の人の番になります。だから最後に思い出をください。

箱根ハコ/aio

受ちゃんの男らしさ際立つ笑

ネタバレ
2025年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめに前置きなんですが、個人的にはオメガバ設定の必要性を感じなかったなぁと読み進むほど思いました。辛口に感じてしまうと申し訳ないんですが、オメガバを何作も読んできている猛者の我が同志の方々は疑問が山程でてきちゃうかな?と。かなり序盤で攻様ではない全く本編に絡んでこない人物とふわっと番になってしまいます。ところが他のα達と接触拒否反応はなく、普通に物語は進みます。それこそ、BがLする展開も問題なしです。途中で表現はなかったのですが、意に沿わぬまま番にされてはいますが唯一の相手が召されたときも影響はなにもなかったようですね。あれれれ〜?と某眼鏡をかけた探偵小僧の名言が出ました笑。オメガバ界隈では番に関する高いハードルや激アツな要素になるものがごそっと省略されていて、肩透かし感が半端なかったです。題名に大きく出しているので、オメガバの切ない物語を期待し過ぎました。攻様も最後のゲームで受ちゃんが魂握られるまでいいところがなく、斜め読みしてしまったほど。クーデターは彼のためとかでもないし、最後に思い出を、の部分の思い込みのすれ違い解決は全然できないし、暴走女子のムツゴロウの阻止もできないし、極めつけは異性愛者で童貞じゃないことを受ちゃんに武勇伝してくるだと?ヤッチマイナー!!!受けちゃんのがよっぽど行動的で男らしかった笑。当て馬未満のカミーユもわかりやすくてかわいくて、彼のほうがよっぽど人間らしくてよかったと思います。オメガバだー!買っちゃうよ!とクーポンもなしでホイホイ購入しましたが、設定金額はライトノベルでは高めなので待っててもよかったと思いました。
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