【全1-8セット】拝啓、地獄の王の花嫁候補に選ばれまして【イラスト付】
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【全1-8セット】拝啓、地獄の王の花嫁候補に選ばれまして【イラスト付】

墨尽/渋江ヨフネ

大好き過ぎるお話

ネタバレ
2025年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 扇情的なカバー絵に惹き付けられて読み始めましたが…何せ主役カプが愛おし過ぎた…
聡一朗の気持ちがここまでになる前に親御さんカプに助けてあげて欲しかったですけどねぇ…
聡一朗が暴力振るわれてもほぼやり返さないのは、自分がそれを受けていたから。
三居の花嫁候補を最低限の返り討ちに逢わせた時に暴力に暴力で返すのは良くないな…と反省もしています。
そして素直に獄主の愛情を受け入れられなかったのも、罪を犯した自分が愛情を受け取ってはいけないという凝り固まった自戒の気持ちから…義妹のサキちゃんを救えなかったことは本当に大きな大きな傷だったんだなぁ。
もちろん義母は地獄に落ちて咎人になってるんだよね?ね?…マジで辛い目に遭ってて欲しい。
聡一朗にと言うよりは神様とリュシオルの方にイラついたよ。ここまで救えなかったの何で?
まぁ、獄主と番うことになったのは正に巡り合わせと言うか運命だったのかもなぁーと思っておこう。

あと、当て馬ルオフィムさんとママンにあたるリュシオルさんの役割がもう少しあって良かったのかなと。
と言うか、確信犯、獄主マダリオ…エンにお説教話があると匂わせていましたが、そこの件が割愛されていて残念でした。
パパンである神様に容姿が似てるんだね…聡一朗は。
登場キャラが全員(花嫁候補の咎人以外)愛すべきキャラクターでお話自体愛おしい。
マリアちゃんはどうなったのかとか、テキロとワタベさんはどうなったのかとか、腐女子ソイちゃんの行く末は…とか…色々まだまだ続いて欲しいくらいに大好きなお話でした。
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