歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!
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歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!

保志あかり/大木戸いずみ/早瀬ジュン

アリシアの試練は続く

ネタバレ
2025年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公アリシアが「悪役令嬢を目指す」というのは、お花畑で無意識にみんなを魅了する理想論者(ヒロイン)とは違い、綺麗事だけではなく努力と実力で勝負する現実主義者を目指す、という意味だと思ってたし、4巻までは何だかんだそういう路線で来てたと思う。だからアリシアの言動が突飛だったり矛盾があっても面白かったんだけど。
5巻で、大人たちに都合良く使われ親にも守ってもらえず国外追放されても悪女だからと受け入れるのは違くない?理不尽に虐げられたのだから、そこはやり返してこその悪女じゃん。
大人たちの存在は、所詮アリシアの悪役令嬢ぶりをカッコよく見せるための舞台装置にすぎず、物語の整合性とはかけ離れてて、とにかく試練試練の連続なので疲れてきちゃった…
ハピエンには遠そうだし新章突入って着地点はどこだろう?と原作見に行ったら…これはかなり長くなりそうな予感がする……
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