吹きこぼれの春
」のレビュー

吹きこぼれの春

鳴海涼

前作も今作も面白いです!

ネタバレ
2025年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルにある「吹きこぼれ」の意味が分からなくて調べたら、「学力が高く物足りなさを感じてクラスになじめなくなる状態」の意味もあるのですね。マンガに出てくる男の子がそうなのでしょうか。

最近小1で外国語を独りで学び、文法を説明してくれる子と話す機会があり、興味があることをその子のペースで学んでいると、生き生きしているなと感じました。
対して「吹きこぼれ」の状態は当人が前へ進みたくても周りに合わせて立ち止まってしまう状況が日々重なることであり、困惑してしまうのかもしれません。

マンガでは謎めく白衣の王子様が現れて男の子に寄り添い、男の子のお母さんを直感的に潔く「俺とつき合えば?」と言っていましたが、これから時間をかけながらお互いに理解して温かい関係を築いていってほしいなと思います。

地域のうわさ話が好きで、全部筒抜けの距離感の近い人たち=世間の声(目)がある中で、たくましく子どもを育てようとするお母さんを自然と応援したくなります。新たな出会いが風穴を開けるような清々しい生き方、世界が広がることを期待してこれからも楽しみにしています。

追記(2026.3.6) 今後、平太君の学校での様子を見ている、岸先生の存在も重要になってくる気がします。学校側で平太君の困っていること、得意なことが理解されて、共有されることで、周りの人達の意識や行動に変化が起きることを願っています。
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