このレビューはネタバレを含みます▼
絵柄が本当に綺麗でどのページめくっても幸せ。ケーキもキラキラしてて美味しそう。
パティシエの道を諦めかけててホールで働く四ノ宮の前に、製菓専門の同期で唯一気になる存在だった七尾が現れた。お互いパティシエになってるだろうと思ってた相手が違う道に行ってて「なんで?!」ってなるんだけど、再会をキッカケに腐ってた根性と夢が前向きに変わっていく過程が良かったです。
成果に携わるのは楽しくて好きだけど協調性がなく人間関係が上手くいかない四ノ宮にとって、学生時から誰に対しても分け隔てなく変わらない七尾は苦手でもあり憧れでもあったので、再会して製菓を辞めた理由を知って、四ノ宮の中で再度夢を追う火がつくくらいには大切な存在になってたんだと、改めて気づくのがカワイイ。そして何気なくキスしたら七尾も満更じゃない感じで受け入れてくれるし!え、これもう両思いじゃん!ってなりました。が、四ノ宮は自分が中途半端な現状でいることに罪悪感が出ててジリジリ距離を詰めることしかできない…読み手はもどかしかったよ笑。
2人とも大好きなことに対して目を輝かせて話したり向き合ってる姿が楽しそうで応援したくなります。髪切った四ノ宮が、よりイケメンになってて女性客増えそう(そしていつもニコニコな七尾がヤキモチ妬いたらいいよ!願望)
一巻は恋人になってハピエン!ですが、新たな登場人物の影がチラッと見えて終わってるので、2巻は七尾を巡ってのいざこざがありそうです。2人のイチャコラもっとみたいので続き早く読みたい。