このレビューはネタバレを含みます▼
鹿ノ子の兄は聖と言う男性と恋人同士だったが病気で亡くなった。
鹿ノ子も聖を愛する様になるが聖の背後には化け物じみた兄らしき姿が。。。
各章に凝ったタイトルが付けられている事を見ても作者のこの作品に対する思い入れが感じられる。
6巻半ばまで読んだが、まだ全体像が掴めないのだが少し疲れてきた。
読み続けるかは未定。
登場人物が皆、心に闇を抱えていて絵にも内容にも暗くてジットリした不穏な感じが流れている。
実際の世の中も同じだが、人は笑顔だからと言って楽しいとは限らないし、
弱そうで優しそうな人物が、したたかな事もよくあるよな、と思わされる。
この漫画は読み手の「負」の感情を引き出すような気がしているので、暗い気分の時は読まない方がイイかも。?