このレビューはネタバレを含みます▼
転生系の作品の中で1番泣けると思う。
断罪された主人公って大体、次は同じ轍は踏まない的なスタンスで2度目を謳歌することが多いんだけど、この作品はその結果を誰よりも重く受け止めて、転生した＝神様がくれたチャンスじゃなくて償いが足りなかったっていう考え方なのが唯一無二で、つらい…。もう何回読んだか分からないくらい読んだけど泣かなかったことがない。
作者さんの描くシャーリーのなんとも言えない表情が心に刺さってさらに涙腺が刺激されてやばい、情緒が終わる。
あとカイドのヘルトと時々ダブるのほんとにエグい。お互いにそれぞれの思い出と重ねてるのがもう…ほんと…つらい。あの1度目の終わりがきっと重要だったんだろうけどそれのせいでお互いに傷を抱えてるのが表情とかからも読み取れて痛々しい。でもだから2度目でより愛おしくなってるような感じがするからそこだけが救いに思う。
泣くしかない神作品
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