古典の名作





2014年12月17日
光る源氏の君の美しさったら!
絵柄は古いのですが、この眩さは現代風では出せないものだと思います。
ベルばらのオスカルさまの耽美さが今の絵じゃ表現できないのと同じ。
紫の上視点で読むと途中もう辛くて辛くて仕方ないのですが、それにつけても光源氏が美しいので納得してしまうというか。桐壺の更衣さえ長生きして、光源氏に愛情を注げたらこんな愛情に飢え、無意識にもはやどこにもない愛を求め続ける歪んだマザコンの女たらしには育たず、冷泉帝のような雰囲気で落ち着いた人生を歩んでいたかもしれないと思うと…とか考えはじめちゃうあたりがもう光源氏の魅力にどっぷりですね。
薫の君はちょっと、キャラがぶれて感じてしまうので、個人的には紫の上が亡くなるあたりまでがピークで楽しめます。
古典入門の足がかりの最高峰じゃないでしょうか。
絵柄は古いのですが、この眩さは現代風では出せないものだと思います。
ベルばらのオスカルさまの耽美さが今の絵じゃ表現できないのと同じ。
紫の上視点で読むと途中もう辛くて辛くて仕方ないのですが、それにつけても光源氏が美しいので納得してしまうというか。桐壺の更衣さえ長生きして、光源氏に愛情を注げたらこんな愛情に飢え、無意識にもはやどこにもない愛を求め続ける歪んだマザコンの女たらしには育たず、冷泉帝のような雰囲気で落ち着いた人生を歩んでいたかもしれないと思うと…とか考えはじめちゃうあたりがもう光源氏の魅力にどっぷりですね。
薫の君はちょっと、キャラがぶれて感じてしまうので、個人的には紫の上が亡くなるあたりまでがピークで楽しめます。
古典入門の足がかりの最高峰じゃないでしょうか。

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