このレビューはネタバレを含みます▼
発狂しそうなくらい甘酸っぱくてBL魂が浄化されました…久しぶりに清らかな恋心とエッチなし作品読んで逆にテンション上がっちゃった作品。キャラがいいのかな、好きだわ〜。
転勤族っぽい倫也(受)が隣に引越してきて10年、啓太(攻)とは大の仲良し幼馴染になっていた2人。いつものように学友と悪ふざけしたり楽しい日々を送っていたある日、突然倫也の引越しが決まり離れることに…。
今までと変わらない時間を過ごしていけると思っていたのに、急にお別れみたいになって焦る啓太に追い討ちで「好きなんだ」と倫也から告白されて絶妙に距離が分からなくなる初い啓太がかわいいです!
ずっと片想いしてた倫也の心情も言葉や表情からすごく伝わってきて、胸がギュッとなる。表情描くの上手な作者さんだな〜と思いました。
告白してからも今まで通りにしようと必死になってる啓太とか(全然出来てないけど笑)、好きだからこそずっと友達のままでいることに複雑な心境だった倫也の安堵感とか、ページ捲るたびに「甘酢っぺ〜!!!」って身悶えてました。DKの恋最高です!
友達枠から徐々に恋へと気づいていく啓太の行動が潔くてスカッとするし(もう倫也のこと大好きじゃん!って何度も叫んだw)、倫也も期待したくないから友達モードで接触しようとするけど、啓太の一言一言に嬉しそうに顔緩んじゃってるの可愛いかよ!って何度も突っ込んだ。はぁ〜無事くっついて良かった。
本編キス止まりですが、意外と倫也が積極的にお誘いしてるシーンが描かれてて昇天します。恋人になってからも仲良い友達とは変わらず家飲みとかしてて、そこもほっこり。読後感良いお話です。