ディスコミュニケーション
」のレビュー

ディスコミュニケーション

植芝理一

相互不理解、だからこその繋がり

2014年12月18日
作中、松笛君は謎めいたキャラクターとして存在しますが、ある意味、「理解できないからこそ惹かれる」思春期の男女の、その恋愛模様を如実に表していますね。様々な形の恋心が次々と登場し、時に変態的なマイノリティ性癖をテーマにしていたりもしますが、それってある意味、どんな超常現象にも勝る人の心の不思議ではないでしょうか。兎に角、隣の不思議を体験したい方にお勧め。
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