アオアシ
」のレビュー

アオアシ

小林有吾

育成の物語に終始したからこその傑作!

ネタバレ
2025年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全40巻、物凄い熱量でダレることなく読了しました。
葦人やユースメンバーがプロになって活躍するところまでを敢えて描かないというのが「育成」をテーマにしたこの漫画ならではの凄いところだと思います。
だからこそあとがきでの小林先生の最後の葦人への力強い一言で胸がいっぱいになりました。
名シーンや名言が沢山ありますが、葦人が普段何気なくいう軽口の「○○の生まれ変わり、それが俺である。○○死んでないけど」が最後、こんなに素敵に回収されるのか…と色んな感情でボロボロ泣いてしまいました。
本当に最後の最後までずっと面白かったです。
まぁこれだけは絶対に言いたいんですけど、登場時あんなに嫌いだった阿久津渚が一番の推しになるんですから、本当に凄い物語ですよ。
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