このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いです。伊達先生作品は高いものが多く、最近は刊行ペースが早くて嬉しい悲鳴です。
本作も、おおらかで逞しい攻め、真っ直ぐで愛らしい受けという大好きな組み合わせで楽しく読みました。
受けが育ちが良いのにそれに甘えず、努力家で強いところも好感が持てます。
フィクションの中で海賊をかっこいいヒーローとして描くのには何の抵抗もありませんしむしろ好き♡ですが、正義の海賊…海軍と協力する海賊?…と言われるとなんか綺麗過ぎてモヤモヤしちゃうかな。海軍士官と海賊の頭という禁断の関係だったけど、その辺の障壁は軽々と飛び越えていたので、お話としては気楽に楽しめるような、ちょっと勿体無いような…。
とはいえ伊達きよ先生大好きなので、他もどんどん読んでいきますよ〜!