神さまのいない日曜日
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神さまのいない日曜日

入江君人/茨乃/肋兵器

何度も読みたくなる。泣ける

ネタバレ
2015年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初意味がわからなくて、どうなの?って思ったけど、読み進めるうちに不思議な世界に引き込まれていきました。
このお話しは1回読んだだけでは本当の良さを理解するのは難しい……。私は何度も読み返しているうちに、いつの間にか大好きな話の1つになっていました。
最初のうちは絵的に読みづらいかもしれないけれど(無責任だけど)そのうち慣れます(笑)そして好きになります。(*´ω`*)
1~3巻までが本編で4巻は本編の追憶編になっています。


※この先ネタバレ含みます。ご注意ください。

死者が徘徊し新たな生命の誕生のない荒廃した世界。世界が壊れ始めてから15年目の話です。
人間の一番強い願い『死にたくない』が叶えられ死者でさえ死ななくなり、人間は永遠の眠りを失いました。
そんな中、『やっぱり死にたい』と強く願う人間の願いが叶えられたのか、死者を永遠の眠りにつかせる墓もりが現れます。
そんな荒廃した世界に不死身となってしまった男と墓もりの少女の不思議な世界観がじわじわ胸にきます。なんて悲しくて切ない。
私が死者になったらどうするかなぁ……
個人的に映画化して欲しい‼と強く願うお話しです。
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