ちょっと待とうよ、春虎くん
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ちょっと待とうよ、春虎くん

あめきり

暫定レビュー →星の数変えます

ネタバレ
2025年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ この総レビュー数。星も1から5まで満遍なく。好き嫌いは置いておいて、間違いなく話題作と言えますね。
あめきり先生好きでこれ以外は読んでいました。こちらの作品だけ長いこと躊躇っていたのは、イジリが大の地雷だからです。でもレビューをチラ見しまして、1巻はともかく2巻でかなり希望が持てそうで、他所様ですが100円で購入できたのもあり、とりあえず1巻を読みました。

うううやっぱり揶揄いキツイ。君ら毎回同じことしか言えんのか、一人くらい庇ってやる人はおらんのか。お、だいちゃんがそうなのかな?と思った矢先の出来事に、怒りというよりショックを受けてしまった。
春虎とスイが吃驚するほど早く両思いになったもんだと思っていたけど、この作品は恋の駆け引きを楽しむというよりは、性的マイノリティにおける悩みや葛藤をより強いテーマにしているようですね。先述のスイを揶揄う奴ら然り、それを笑って誤魔化す悲しい術を身につけてしまったこととか、2巻では親へのカミングアウトもあるようだし。
というわけで私が1巻で一番違和感感じた春虎がスイを好きになった経緯も、春虎はバイなのか?(でなきゃ無理あり過ぎる)という疑問も、問い詰めるのは野暮ということですね?最初春虎があまりに距離詰めてくるんで、こんな思わせぶりなことばかりして「そんなつもりじゃなかった」とか言い出したら許さないと思っていたけど、さすが恋愛モダモダ話じゃないこともあってかそこは何の問題もありませんでした。
1巻だけの感想ですが、やはりモヤモヤの方が多くてあまり楽しめなかったです。スイに対しては単純に可哀想だなって。自己防衛のためのマスクも常に糸目で笑っているのも。ヒーローのはずの、タイトルにもなっている春虎くんが気の毒なくらい私の中で印象が薄いです。そういうの全てすくい上げてくれないかなって2巻にすごく期待しています。どうか星の数書き直しに来れますように。

★来ました。2巻読みました。泣いた。もう字数ギリギリだから一番言いたいことを。誰が何と言おうとスイが好き。応援する。
タイトルがあまりピンとこないこと&冒頭ワラワラ集まってくるガキモブたちにムカムカはしたけど、それ以上にスイの頑張りと春虎のいい男っぷりに感動した2巻でした。何が起きても拗ねず諦めず一途にスイを愛し続けてくれてありがとう😢
先生星の数変えさせてくれてありがとうございました!
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