このレビューはネタバレを含みます▼
母親が自分に似た次女(主人公の妹)ばかり溺愛して主人公に当たりがきつい理不尽な姉妹差別、主人公が二週目人生で「もうどうでもいい」と母親に呆れてスルーするようになったのを切欠に母親が自分の態度を反省して歩み寄り始めたんですが…(以下ネタバレ)
母親が自分そっくりな次女贔屓だったの、蓋を開けてみれば主人公と血が一滴も繋がっていなかったから自分の実子が王太子妃になれないのがそもそもモヤモヤしていたってしょうもなさすぎ!しかも母親の実家が伯爵家で公爵夫人になれる家柄なんかじゃなかったのに、子供同士のトラブルで自分の額に傷を付けた公爵が顔の傷のことを気にして無理に結婚して貰ったというだけなのに。
自分が顔の傷を理由に「これでは結婚して貰えない」って泣き落として自分の娘みたいな方法で結婚して貰ったに過ぎないのに、自分の長女が夫の親族の子で、女神の生まれ変わり特有の髪と瞳の色を持って確実に王家に嫁ぐ立場だったから…ってしょうもなさすぎ!
結婚できる立場じゃなかったんだからせめて良妻賢母として頑張ればいいのに、実子の妹が自分そっくりな泣いて何でも許してもらおうとする勉強嫌いなダメな子で、自分と血の繋がってない娘や「あの態度の違いはない」って嫌悪感を抱いたまともな長男が両親を見限って実子と思えないほど覚醒してくれた普通に良いお兄ちゃんって…。
姉妹差別モノが生々しすぎてきつかった。