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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • noicomi暴君のシンデレラ~大正溺愛浪漫譚~

    ナガトカヨ/ヒトエ真琴

    時代考証がめちゃくちゃ…
    2025年4月11日
    この時代だと時限式の打ち上げ花火は当然ないし、暗い室内で手を挙げる合図なんて花火師さんに当然見えるはずもないので、黒雪は意地悪な妹が何時何分何秒に嫌がらせをして照明を落とすか確実に分かっていてその時間に打ち上げ花火をあげたということになるので、黒雪は未来予知の異能力を持っていますね(笑)
    「わたしの幸せな結婚」がヒットしたので同じ時代背景で妹にイジメられる姉という全く同じ構図でやっていて、作画も中高生男子のような見た目で画力もあまり高いと言えず、異能力設定も無く明治大正設定が殆ど生かされていません。
    時代背景から家の中で姉をイジメることはできて、女性が実家の金や権力を派手に使う権力の無い時代なので、父親や夫に所有されていて姉とどっこいどっこいな立場でしかなかった妹を現代日本のお嬢様のノリで描いているので違和感しかありません。
    姉もこれだけ継母と妹にイジメを受けているのに同じパーティーに参加したがったり、パーティーに参加するなら妹に目をつけられないよう隅っこで大人しくしていればいいのに、妹に喧嘩を売るように大声で老人をイジメるなと周囲に注目させるようなことをしているので、暴力はやりすぎですが妹にイジメられる姉も大概性格悪いな…と思いました。
    酷い嫁ぎ先でもいいから父親に頼んで格下の平民の家にさっさと嫁げばいいのに(妹も酷い嫁ぎ先なら姉が結婚しても喜びそうだし)、なんか姉の方も「私はシンデレラなのよ!こんな扱いじゃなくて愛して可愛がりなさい!」ってあざとすぎて好きになれません。
  • 傷モノの花嫁 分冊版

    友麻碧/藤丸豆ノ介

    これもある種兄弟差別?鷹夜が可哀想すぎる
    ネタバレ
    2024年12月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私も話の通じない親の片方に偏愛されてきた第一子なので鷹夜に同情。
    長男として生まれたのに子供べったりの母親のストッパーにされ、紅椿家の男子は戦えないとヒエラルキーが低いのに父親の夜一郎は椿鬼の夜行しか育てず…。
    妹たちも夜行としか交流がなく、自分はいつも夜行を憎む母親の傍で最悪な言葉を聞かされ続けて育つしかなく。
    弟の夜行を妬んでも無理もないのに、椿鬼を拒絶する母と母に偏愛される自分を羨ましそうに見てくる弟がいるから不満を隠して生きるようになり…。
    成人して大学出ても母親に過干渉され、本家なのに母屋に住めず別宅で母親のメンタル介護と愚痴聞き係状態。
    父親が全体的に頼りなく、菜々緒が若様に襲われた時も見張りつけていたとか言っていた割に何もしないし、夜行が母親に刺客を向けられても笑って大丈夫とか言っているし、父親がダメすぎて菜々緒もこの先巻き込まれるのではないかと不安…。
    菜々緒にとっては白蓮寺よりは絶対マシだろうけれど、普通のお嫁さんだったら夜行と別れると揉めてもおかしくないと思う。
  • 結界師の一輪華

    おだやか/クレハ/ボダックス

    主人公の性格が悪すぎて双子の姉妹が可哀想
    ネタバレ
    2024年10月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと昔にあった漫画「結界師」のパクリ設定はどうなんでしょう。
    さすがに既存作品の盗作設定は面白くないしバトルシーンもあっさりしすぎ。
    毒親、優秀な兄と双子の姉妹と家庭環境に恵まれなかったのは同情する。
    でも「出来損ない」と周囲に馬鹿にされて、周囲を見返そうと努力しないし、ある日突然強い力に目覚めたのにその力を使って頑張ろうともしない。
    力を隠すことを決めておきながら、周囲に馬鹿にされる度にむすっとした顔で内心悪態をついたり、性格が悪すぎて全く共感できなかった。
    力を隠すことと学校でテスト全部赤点とるのは全く別問題だと思う。
    勉強サボって優しい友達と赤点とっているけれど、本当に出来ない友達と違って力を隠して友達を見下していたり、最優秀クラスに努力して所属している双子の姉妹を内心見下して両親の言いなりと馬鹿にしたり、双子の姉妹の方がよっぽど主人公向きだと思う。
    能力が高いからという理由で当主の妻にされる訳だけれど、当主も素行が悪く成績が悪い主人公を妻にすると言い出して周囲に反対されてもへらへらしているし、スパダリ感が全く無い。
  • 鬼の花嫁

    富樫じゅん/クレハ

    梓が原作と違いすぎて蛇塚擁護の描写が酷い
    ネタバレ
    2024年10月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作で可哀想な花嫁だった梓がとにかく酷い改悪をされていて、花梨のように追加シーンを期待していたので本当にショックです。
    漫画4巻ラストに出てくる新しい花嫁・梓の相手のあやかしは階級も霊力も、何より顔面偏差値が下位で梓に全く釣り合わない上、花嫁の扱いが残念すぎるあやかし。
    第一部の瑶太が花嫁を甘やかしすぎたヘタレだとするなら、蛇塚はモラハラ経済DVデートDVフルコンボ、そのくせ外面が良くて梓にちょっとでも言い返されたらその場で号泣して友達や一族を味方につけて梓を悪者にする。
    梓の言葉を借りるなら「卑劣で最低なあやかし」で実際その通りなのですが、原作者が細かく漫画担当に容姿をリクエストするくらい思い入れがあるとかで、この先レギュラー化します。
    梓じゃなくても蛇塚の花嫁にされたら、よほど金目当てで相手のあやかしを好きじゃなくても割り切れる女性じゃないと結婚も子作りも無理だと思います。
    ただでさえ美人で理想の高い梓は玲夜に一目惚れして花嫁になろうとパーティーに参加していたのに、勝手に蛇塚に花嫁に選ばれて、電話の一本も話しかけもしてこない癖に自分の縁談を梓が受け入れてくれると思い込む童貞コミュ障。
    蛇塚も両親も梓の実家が多額の借金を抱えていると知っているのに、なぜか梓に直接コンタクトを取らず梓の両親にしか縁談を伝えなかったので、金欲しさに両親が勝手にOKしてしまって…という展開になり、真実を知っても子供を産ませたい蛇塚家と花嫁とラブラブいちゃいちゃしたい蛇塚によって強引に婚約させられます。
    この時点で梓が可哀想すぎるのですが、柚子と透子は自分たちが恋人のあやかしと結婚できるからと上から目線で「蛇塚が可哀想」「借金払ってもらってるくせに」と責めたせいで、梓は悪女と周囲に悪評を立てられ孤立。
    しかも最近は展開がゆっくりで話数稼ぐわ、柚子上げ・蛇塚上げで梓下げの描写が酷すぎてもう読む気がなくなるほど酷い。
    漫画担当変えてもらえませんかね?
  • noicomi龍神と許嫁の赤い花印

    中野まや花/クレハ

    原作者の別作「鬼の花嫁」二番煎じ…
    ネタバレ
    2023年12月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作者クレハ氏の別作品「鬼の花嫁」に比べると世界観が雑。
    「鬼の花嫁」が売れて和風シンデレラ恋愛ストーリーが売れると似たような設定を雑に作って新作書いてコミカライズ化したという感じ。

    龍神がそもそもどういう存在なのか、神なのはともかくわざわざ「龍」がつく神という設定なのに龍要素が皆無。
    花印がどうして人間の体に浮かび上がるのか、龍神が(女性もいるそうなので)同じ龍神同士ではなくわざわざ人間の女性を伴侶に選ぶのか、「鬼の花嫁」では明確にメリット含めて語られる異類婚姻の理由も皆無。
    「鬼の花嫁」の花嫁のようにあやかしの運命の相手で本能的に一生溺愛され、子供を作れない異種族の人間なのにあやかし同士よりも絶対に強いあやかしの子を産めるというメリットも無く、花印が手の甲に浮かんだら結婚相手に「なれる」だけ。
    原作小説は「鬼の花嫁」と違い、花印が浮かんだ人間の女性を龍神が生涯ただ一人の伴侶として溺愛してくれることもなく、偉くてありがたい龍神さまが一方的に人間の女性を捨てたり婚約破棄してもOK。
    ミトのように花印を持つ子が生まれる可能性は日本全国どこでもあるのに、星名一族を追放して監視もせず、無戸籍児童で学校教育すらまともに受けられないミトのような悲劇が起きても発覚が遅れ、神であるはずの波琉も夢に出るだけで救助に来るのが恐ろしく遅い。神なのにできることしょぼすぎないか?
    しかも星名一族では花印持ちの子は産まれたらすぐSATSUGAIされていたことが原作小説で明かされているので、なんというかミトが無事高校生まであの集落で育てて本当によかったねとしか。
    ミトの両親が「傷モノの花嫁」のヒロイン両親みたいに「お前のせいで家族まで差別される!」と見放すようなクズ親だったらミトは生きられなかっただろうし、忌み子のミトのとばっちりを受けないようミトの弟や妹を作れなかったりと両親も被害者だと思う。

    「鬼の花嫁」のヒロインの境遇が可哀想というにはややぬるかったからイジメ要素入れました感が強いが、あやかしのような濃密な設定を期待するとこの先展開がどんどんアレなのでオススメはしないです。