責められない苦しみ

ネタバレ

2025年9月12日

このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みして絵が綺麗なのと続きが気になり、半額クーポンにて購入。

水上の幼少期から優秀故に構われない寂しさ
その歪みで盗作したにもかかわらず断罪されない辛さ
その後も『あの作品の水上』が付き纏う苦しみ
その合間をふと緩めてくる水上母とのやり取り(メッセや電話)がまた良い味を出してる

ラストの水上兄との会話と、兄の作品に書かれている文章に胸が熱くなり
あの時責められず、時間薬と水上は加久田との、兄は息子が生まれる事で弟の事に向き合ぅ事があったからこそなし得た和解
とても優しい気持ちになれるラストだった

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みゃ～さん

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