ふみちゃんの楽園【コミックス版】
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ふみちゃんの楽園【コミックス版】

さとまるまみ

楽園です

ネタバレ
2025年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドキッとする1巻の表紙、可愛い絵柄、田舎暮らしの内容に惹かれて購入しました。
主人公のふみちゃんは小説家(スランプ中)。
入院しているおばあちゃんのお家を借りて田舎暮らし。
同居人は料理上手H上手(というか相性が良いのかな。持久力もある)のワイルド系イケオジ。
食べて、眠って、エッチして季節は流れる1巻。
2巻では一転、物語が動き出し、最終的にふみちゃんは再起をかけて、田舎のお家を引き払い都会に戻ります。
が、ワーケーションと称して山暮らしが海暮らし(鎌倉?)になっただけ?
イケオジ・類さんも一緒についてきて、ご飯を作ってくれる。エッチする。
前半は類さんの素性が(名前すら)分からなくて恋人未満な人かと思っていたら、ちゃんと恋人でした。
ふみちゃんの辛さに寄り添って見守ってくれる、こんな人に出会えたら人生それだけで成功みたいな。
類さんが一緒にいてくれる限り、どこへ行っても、ふみちゃんの楽園は続いていくのでしょう。

毎話毎話しています。しなかったのは一番最後の小話だけ。
野外率高し。お家の中でも内障子閉めずにやってます。閉めようよ。
日常の中の一環として営む。理想なんですよね。
興奮する刺激物ではなく、神聖視や特別視するものでもなく、行動の一つとして生活の中に当たり前にある営み。
男性向けやTLのような誇張されたオッパイではなく、普通のふみちゃん。むしろささやかな部類?
そんなふうに描くところも好感が持てました。
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