嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする
」のレビュー

嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする

赤牙/古澤エノ

特筆すべき箇所がない。表紙はきれい。

ネタバレ
2025年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズの方を配信で読んでいたので興味を持って買いました。
序盤はよかったんですけど、後半はなんかとっちらかってるかんじ。
ストーリーの設定や重さみたいなのが好きな人は後半になるにつれてパラパラ捲りになるかも。
というのも、ほぼ中盤くらいまでに内容自体は全部語られてしまい、
それ自体も内容が薄く、後半にちゃんと展開とオチがあるのかなーと思いながら最後まで読んではみるけど、
結局ないんかーーーいってかんじでした。
後半はただただ溺愛する兄弟がイチャっとするのがメインで、
重要な悪役ぽい話とか、過去との因果みたいなのはほぼノー説明&雑説明で終わります。
星4を超えられない本と超える本の差はやはりストーリー自体の設定をどこまで詰めてるかかなと
私個人では思います。アンダルシュはいい本もあるけど、このくらいのもあるんだよなあ。
1500円レベルの本なら、喜んで★4付けるくらいの話をだしてほしい。
ストーリーがあるゆえの結末と、
結末ありきのとってつけたストーリーだとやはり全然ちがうんですよね。
ちょっと厳しい評価すぎますか。
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