このレビューはネタバレを含みます▼
家族だから、兄だからとΩとしての本能も自分の気持ちにも蓋をしてひたすら兄を徹する夏芽と一貫して兄への一途な愛を伝える弟の啓杜。義兄弟最高…!!
啓杜が終始夏芽への執着愛に溢れていて控えめに言って最高でした。
離れたくない一心で夏芽の「ふつうの兄弟」になる事を承諾したのも計算だったのかなと思ったんですけど(多少は自分に落ちる可能性分かってたのかな)家を出て行って慌てて探したり、起きたらそこに夏芽がいないとわかると朝が弱いのに早起きしたり…。
ただただ兄への一途な思いから為せる我慢だったのね!!!!!!!
そんな啓杜からの愛を一心に受ける夏芽。
まさかの巣作りシーンがあって私大歓喜!笑
オメガバースには必ず巣作り求めちゃう民なので、同じように求めてる同士の方がいれば是非読んでほしいとレビュータイトルにまでしちゃうくらいには大好物です笑
巣作りしちゃうくらい、ダメだと頭では分かっていても体は正直で…。啓杜の匂いや、思わせぶりな仕草に反応したりと兄として家族として接しようと隠していた本能が顔を出していく様に、ほら早く落ちちゃえと思わずにはいられませんでした笑
両親からも認められて、番になった2人ですが啓杜の執着は底無しな気がしてならない…。
夏芽の友人達にも初対面であの牽制っぷりだし、両親にすら勘違いとは言え夏芽の事になると譲らない姿勢はもはや清々しいレベル。
啓杜の世界には夏芽さえいればいいんだろうね、って思うくらいには兄ラブなので見ていてある意味安心かも。
そして何が凄いってこれがデビューコミックスということですよ!!!別作品も発売日が決定しているとのことなので、絶対買いますー!