ラブ・チェイン・ラブ・ジーン
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ラブ・チェイン・ラブ・ジーン

ヱビノびすく

雨が止むまでは恋をしていい

ネタバレ
2025年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ エビノびすく先生って唯一無二の作品性をお持ちですよね。
割とDom/Subものってダイナミクスの縛りが強いからか話に似た部分が生じがちというか、流れが決まりがちになる印象があるのですが、今作そんな流れなんて存在しないと言わんばかりのエビノびすくワールド全開です!
出会ってすぐにえちしちゃう2人ですが、そこでプレイは一切なく(勘違いがあったからなわけですが)、いざお互いのダイナミクスが分かって、ツンツンしつつも何だかんだ絆されてイチャイチャするんでしょ?って思ってたのにびっくりするくらい引っ付かない…!!?
愛弥はこれでもかと梗一郎にプッシュをかけるのに頑なにそれを受け入れないもんだから梗一郎の過去が気になって仕方ない!!
その過去が分かった時の愛弥の気持ちって底知れない絶望だったんだろうなあと。どうしようもない自分の気持ちをどうにか押さえつけて、あんな断崖絶壁の離れに行って…。
あれだけグイグイ全力でぶつかりに行ってた愛弥が好きになったからこそそれ以上を望んではいけないと引いた切なさはたまりませんでしたね…。
押して駄目なら引いてみろ状態なのですが、今までの展開が明るすぎたばかりに突然のドシリアスがきつすぎました。しょんぼり愛弥を元のイケイケに戻してくれ梗一郎と願っていたらドアの前のシーンですよ!!!
ドア越しに伝える思いに思わず泣きそうになりました。
あの冒頭のシーンがまさかここにきて繋がるなんて思いもしませんよ!!
幸せえちえちきたよ!!!……こない?!!?
これには私もびっくり笑 ここでも堅物エリート様発動しちゃうんですけど、ちゃんと愛弥への愛がしっかりとあるのがわかるので我慢もプレイの一環だねと自分に言い聞かせながら?笑 いざ誕生日へ。
もう…多くは語りません。ぜひ読んでください…。
そしてサブスペに入った梗一郎の表情を見てください…!!!!!!!
その後のただの男になった梗一郎も見てください!!!!!可愛いがすぎるんだ!!!!
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