亡国のマルグリット
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亡国のマルグリット

すもももも

真の主人公は王太后様

ネタバレ
2025年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ この物語はマルグリットの復讐譚では無く、王太后様の復讐譚である。
真の主人公は王太后様だと思います。

マルグリットは復讐を成し遂げるというより、オロオロと足引っ張ってばかりの印象でしたが、最後の王太后様の完璧な復讐劇に全てを持ってかれましたね。

心の内を漏らさないために氷のように冷たい王妃になりきり、実の息子も愛おしくても遠ざけ、愛する人を殺した死ぬほど憎い相手と肌を合わせる事の屈辱にも耐え…
焦らずここぞという機会を伺い、完璧なタイミングで復讐を遂げましたね!
とても辛かった事だろうに、誰にも悟られるず演じきりました。

過去を思い出し涙が溢れそうになっても、ぐっと堪えて涙をしまい、とびきり美しくしてちょうだいと侍女にお願いし、覚悟を決めて復讐に向かう姿に痺れました。
最初から最後まで気高く芯のある女性でカッコよかったです。
主人公よりよっぽど主人公っぽかったなぁ。
で、主人公ってなんか成し遂げたの?笑

その後、王太后様が一気に老け込んでしまった姿は居た堪れなかった…
でも修道女姿で孫を抱いている後日譚イラストがありホッとしました。
ルネとは和解したのでしょうか。
孫を抱かせているからに、少しずつ分かり合えているのかな。
そうだといいな。

マルグリットはシンボルとしては役に立ったんだろうけど、王太后様と比べちゃうとちょっと活躍できてなかった感が強いです。
自国の事と結婚との狭間に揺れていたり覚悟が決まりきってなかったように見えてしまいました。
王太后様を見習って欲しいものです。
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