文学のような美しさ

2025年9月21日

人魚姫の生まれ変わりという出自ながら、男の子らしい男前な性格の主人公です。それだけでもう大好きですが、とにかく絵が美しい。白黒の漫画で水の描写をするのはかなりのテクニックが必要ですが、かなりのページで水が描かれており、その質感や音まで手に取るように分かります。
人魚姫は儚さや悲恋、バッドエンドなどのイメージが強いですが、この作品を通して、むしろ「勇気」の物語だったんだなぁと再確認しました。それを強く意識させてくれたシーンはぐっときます。一読の価値大有りです。

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りんごももさん

(女性/－) 総レビュー数：15件

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