このレビューはネタバレを含みます▼
いや〜…これは良い意味で完全に予想を裏切られました…!!
まず純とマルくん、どっちもキャラがぶっ飛びすぎ!! 今まで読んできたBL漫画だと「攻めか受け、どっちかがクズ」っていう構図が多かったんですが、これは両方そろってクズクズ!!! しかもその“ぶっ飛び具合”が絶妙すぎて最高でした!
純がマルくんを殴ったり首を締めたりする描写もめちゃくちゃ良くてしかもそれを受け止めるマルくんのタフさ！ツッコミたくなるコメディ感もあって余計にカオスで大好きです。痛がりながらも結局しぶといんですよね、マルくん後、マルくんも普通にやり返してますしね(笑)上下関係に見えて結構対等なのもめちゃくちゃ好きです…!!
そして何よりマルくんの単純で欲望に忠実すぎる姿勢に爆笑しました。「そこまでしてキャバクラ行きたいのか!?」って思わず笑っちゃいました（笑）純も伝えずに酒を飲ませるのも止めないとか意地悪すぎますね…垣間見えてくるサディストさんです…(笑)純、中々のサディストですよね…!?そもそも可愛がるのが殴りも首絞めに入るのが怖すぎる…!!
ビジュアル面も本当に素晴らしくて、二人ともまさにイケメン!! 系統が全然違うのに並んだ時のバランスが最高で、しかも二人とも攻めっぽく見えるから「え、どっちが攻めでどっちが受け!?」って最初本気で考えました（笑）
純×マルそうなので嬉しいです…!
そして直接的なえちシーンはないので最初は結構健全?と思ってたのですがそれは言い直します。いい意味でかなり不健全で読んでるこっちも心臓バクバクでした。そういうシーンなくここまでのイカれてる、不健全感を出せる作者さん素晴らしすぎます…!!特にマルくんが嘔吐する時に純が指を突っ込むシーン、その後の二人の表情なんて……色気が溢れすぎててほんと痺れました。
『エンドロールは地獄まで』は、BL要素が濃厚なのにただしっかりストーリー重視でもある。そのうえで“物足りなさゼロ”っていうのが本当にすごいところです!
さらに、一巻の時点で二人の過去がチラッと垣間見えるのも気になりました。特にマルくんの幼少期がかなり重そうで、純のラストの発言も意味深…。まだ詳しく描かれてない分、二巻以降で掘り下げられるのかなと期待が高まります。
とにかく、次巻が待ちきれない!! この二人の関係がどんな風に深まっていくのか、もう楽しみで仕方ありません…!!!
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