じゃない方の伯爵令嬢 人違いで求婚されたので破談にして差し上げます
11話までは星5…12話からはスピンオフ





2025年10月8日
異世界とまでは言いませんが、この物語の世界では、社交界に独特な慣例があります。それは淑女の顔をあらわにするタイミングについてです。
この世界では、淑女が顔を出せるのは「デビュタント」の時、それ以降は「手紙」→「女性から扉越しの手紙」→「扇越しの会話」→「顔見せ」→「婚約」という手順を踏む為、デビュタントの次は顔見せまで素顔は見せません。その為、ヒロイン(伯爵令嬢リュゼット・マダル)はよく似た名前の令嬢(伯爵令嬢ルゼット・ダタル)と人違いされ、いざ顔見せすると間違いでしたと分かり、相手の令息から辞退されてしまいます。その回数…なんと6回!ヒロインは平然を装いながらも、とても心が傷付きます。
そんな矢先、7人目の求婚者が現れます。若き公爵ローレスです。手紙のやりとりが始まり、公爵から愛称で呼ばせて欲しいと申し入れがあり、その愛称はリュゼではなく「ルゼ」でした。ああ、また…とヒロインは思います。プライドが高いであろう高位貴族である相手に、なるべく早く自分の人違いに気付いてもらう作戦です。
ヒロインは自分が「ルゼ」ではなく「リュゼ」であるというサインを何度も送りますが、公爵は気が付きません。一方でヒロインは公爵に魅了されます。見目が良く、これまでの求婚者とまるで違って、とても情熱的で、ヒロインの知的好奇心を長所として褒めてくれます。
ヒロインは一刻も早く人違いに気付いてもらわなければと思う一方で、この幸せなひと時を少しでも長く味わいたいと願ってしまいます。
そもそもヒロインは何の落ち度もないのに、勝手に人違いされ、理不尽に傷付けられてきたのです。公爵の情熱にときめきながらも、この情熱は他人に向けられたものだと思っており、切なさに胸を痛めます。可哀想です。
公爵は予想通り「ルゼ」に求愛しているのか?それとも人違いではなくて「リュゼ」に求愛しているのかも?揺れる乙女心が哀れです。本当に人違いなのかジリジリします。そして真相は…。
真相は8話で明らかになります。そしてヒロインの前に急に現れる「ルゼ」ですが、ほぼ初対面の状態であるにも関わらずヒロインの事を酷く侮辱してきます。浅慮で非常識、舞踏会で騒ぎ立てる姿は品位の欠片もなく本当にみっともないです。でも12話から彼女が主人公のようです。何で?分かりませんが11話までは面白い。星5です。
この世界では、淑女が顔を出せるのは「デビュタント」の時、それ以降は「手紙」→「女性から扉越しの手紙」→「扇越しの会話」→「顔見せ」→「婚約」という手順を踏む為、デビュタントの次は顔見せまで素顔は見せません。その為、ヒロイン(伯爵令嬢リュゼット・マダル)はよく似た名前の令嬢(伯爵令嬢ルゼット・ダタル)と人違いされ、いざ顔見せすると間違いでしたと分かり、相手の令息から辞退されてしまいます。その回数…なんと6回!ヒロインは平然を装いながらも、とても心が傷付きます。
そんな矢先、7人目の求婚者が現れます。若き公爵ローレスです。手紙のやりとりが始まり、公爵から愛称で呼ばせて欲しいと申し入れがあり、その愛称はリュゼではなく「ルゼ」でした。ああ、また…とヒロインは思います。プライドが高いであろう高位貴族である相手に、なるべく早く自分の人違いに気付いてもらう作戦です。
ヒロインは自分が「ルゼ」ではなく「リュゼ」であるというサインを何度も送りますが、公爵は気が付きません。一方でヒロインは公爵に魅了されます。見目が良く、これまでの求婚者とまるで違って、とても情熱的で、ヒロインの知的好奇心を長所として褒めてくれます。
ヒロインは一刻も早く人違いに気付いてもらわなければと思う一方で、この幸せなひと時を少しでも長く味わいたいと願ってしまいます。
そもそもヒロインは何の落ち度もないのに、勝手に人違いされ、理不尽に傷付けられてきたのです。公爵の情熱にときめきながらも、この情熱は他人に向けられたものだと思っており、切なさに胸を痛めます。可哀想です。
公爵は予想通り「ルゼ」に求愛しているのか?それとも人違いではなくて「リュゼ」に求愛しているのかも?揺れる乙女心が哀れです。本当に人違いなのかジリジリします。そして真相は…。
真相は8話で明らかになります。そしてヒロインの前に急に現れる「ルゼ」ですが、ほぼ初対面の状態であるにも関わらずヒロインの事を酷く侮辱してきます。浅慮で非常識、舞踏会で騒ぎ立てる姿は品位の欠片もなく本当にみっともないです。でも12話から彼女が主人公のようです。何で?分かりませんが11話までは面白い。星5です。

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glasses さん
(-/-) 総レビュー数:40件
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ある さん
(女性/50代) 総レビュー数:4件
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natsu さん
(女性/40代) 総レビュー数:363件