降り積もれ孤独な死よ
」のレビュー

降り積もれ孤独な死よ

井龍一/伊藤翔太

壮大なストーリー

ネタバレ
2025年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を最初に読んだ時からか数年過ぎて、ここで巡り合えて即課金してしまった。
最初はY県の川淵湖だったと思う。
ある豪邸の中で子供達の遺体が何体も見つかり、豪邸の持ち主灰川十造が真っ先に犯人とされた。
その時若い刑事が派遣され、その刑事に地元の警察官で巡査の一人が飾ってある絵について、軽いノリで話しかけてきた。
その警察官(ジュン)が犯人だった事が後になって分かってくる。
そこに至るまで、あっさり投獄されてこ○された十造の故郷、北海道の蔵土までたどり着く。そこで行われていた不思議な六花の儀式、土着信仰かと思っていたらここに来て真相が明かされた。
“目暮要造”…この人間によって実験され、脳まで操作されたクローン人間達。時を超えて度々現れた蔵土の修二の真相。
十造もその一人だったが、十造には優しい心があった。だから目暮要造に辿り着くまで、日本にいるクローン人間達を始末して、ビルマまでやって来て結末を迎えた。
日本に帰り子供達を保護したりしていたが、一介の巡査のジュンの手に掛かってしまった。そのジュンを逃がす何者がジュンを海外まで逃がした。
十造も獄中で亡くなり、ジュンは海外でどうして居るんだろう?
目暮要造がジュンの父親だった事が分かったが、CIAによって消された。
赤ちゃんのジュンの写真からすると、警察官になっているから20年くらいは過ぎて居るんだと思う。結末にはジュンが姿を現すのかな?今年の冬に完結するらしいが待ち遠しい。
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