このレビューはネタバレを含みます▼
昔2話くらい読んで、面白いな〜と思ってた漫画。こういうテーマだとわりと鮎美が主人公で勝男が悪役で終わっちゃうやつだけど、意外なことにダブル主人公だし、なんなら勝男メインでもある。俺は変わるぞー！となってから劇的チェンジ！モテモテに！みたいな単純な話でもなく、変わりたい！でもそもそも、変わるって何から何に？って掘り下げていく勝男の、兄二人や姪や、母親や女友達、後輩とのやり取りを通して見えてくる世界。私自身は女だし、自分とは似ても似つかない世界を生きてたはずの勝男に、気づくとものすごく感情移入してしまって驚きます。竹内涼真の演技があまりにも良すぎてまた原作を読み返したくなってここに来ましたが、いやーやっぱり面白いです。
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