ルビーレッドを噛み砕く
」のレビュー

ルビーレッドを噛み砕く

朔ヒロ

良かったです!

ネタバレ
2025年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ フェロモンが結晶として見えてしまう特殊能力を持ったΩの朱音と養護教諭のβの牧瀬。2人の出会いは中学校の生徒と先生で5年後に偶然再会した事からストーリーが始まります。フェロモンが結晶てして見えてしまうことの辛さを親や周りに受け入れてもらえず苦しむ朱音を牧瀬は温かく受け止めてくれて、朱音にとって牧瀬はずっと特別の人でした。でも牧瀬は先生であろうと朱音に黙っていた真実を告げることが出来ず、朱音の想いを拒み続けていたのが辛かったです。牧瀬にとっても中学生の頃の朱音は自分を助けてくれた特別の人で最後には自分の心を偽るのを止めてハッピーエンドです。恋人同士になった牧瀬はそれまで以上に優しくて甘々なのが最高です。Ωとβはどんなに愛し合っていても番にはなれないのは切ないですが、2人の未来が気になり過ぎます。

[追記]
2巻読みました。牧瀬のお兄さんが出てきてちょっと怖い感じだったので、え〜拗れちゃうの!?と心配していたら、超ブラコンのいい人で安心しました。最終的に牧瀬の不安な気持ちを朱音がちゃんと理解して受け止めて、2人の絆がより深くなったので良かったです。同棲編と続きが読みたいです!!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!