このレビューはネタバレを含みます▼
青年誌での豊田先生作品。実写化で、無料で6巻まで読めて、いまなら30%クーポン付。13巻まで一気読み!
父親同士のルームシェアを世間は色眼鏡で見る。
「ウチは変わってる。けど楽しい」をめざし4人が奮闘。
ブラザーフッド的な、友情と信頼で家族が成長していく。
家族を取り持つのは「ごはん」。一緒に作り、一緒に食べる。1話に1つは料理が出てくるけれど、自分と作り方が違うことに驚き、家では作らなぁなぁというものも丁寧に作っていく。ハマっている訳ではなく、生活の必須になっていて、凄いなと感心。
季節やイベント毎のメニューを家で作る。
子どもの悩み、親の悩み、成長と子育てを丁寧に描いている。
BLでは、シェアハウスの男性子育てやオメガバの男性家族同士の子育てなどが描かれるものもあるが、青年誌で2家族が家族を紡いでいく話は珍しいだろう。
子を持つ喜びを知る父親像を、休みの日だけの役割ではなく日々の生活を支える姿で描いたところがよいなと思う。
笑い、ときに泣き、見守りたい家族たちだ。