転生悪役幼女は最恐パパの愛娘になりました
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転生悪役幼女は最恐パパの愛娘になりました

桃城猫緒/夢咲ミル

後半は手抜き

ネタバレ
2025年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半はそれぞれの攻略キャラやリリザとの関係を丁寧に描いていたのに後半はとりあえず物語を終わらせる方向へ急に舵を切ります。
バレアン王太子、ホプロン王子、シャーベリン猊下の3人は前半でサマラとの繋がりやバッドエンド回避のための足がかりになるような描写がありましたがこれらは後半全く触れられず、リリザに夢中になったまま終わります。一体なんのためにこの3人の素敵なシーンを描いたのか?なんのためにサマラがこの3人と再び仲良くしたいと思うシーンを描いたのか?
リリザも特に反省したりお灸を据えられることもないまま主人公をこれからも苦しませる存在になることが予想される終わり方でした。サマラがレヴとくっつけばそれでいいでしょという感じの雑なハッピーエンドで、モヤモヤしました。
漫画版はいい意味で改変することを望みます
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