本なら売るほど
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本なら売るほど

児島青

本と人生と

ネタバレ
2025年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて表紙を見た時、その主人公の十月堂さんと目が合った、ような気がして不思議な気持ちに。あ、きっと面白い作品だろうなと。作中にも本棚が光って見えるとか、いい店の匂いがするとか、そういうセリフが有るのですが、そういう感覚分かります。表紙も然り、作品の内容もいつの間にか自分(読者)もその物語の中の1人になるかのように、本との想い出を自然と想起させられる。読み終わった時、自分は超本好きの父親の事を思い出し。。。他の方のレビューにも誰かに話す程ではないけれど確かに強く残る本との記憶の蓋が開けられたような文章が多くて、その熱いレビューも購入のきっかけになりました。
主人公の十月堂さんの人好きのするキャラも魅力でこんな古本屋さんが本当にあったら良いのに。
絵もアングルも良いのですが、本の文章の世界や人の心の風景ををうまーく絵にして表現されていて、それが読み手には言葉の説明を超えた深いイメージを生んでくれます。
本と本屋さんと色々な人生、あと作中に出てくる食べ物もどれもなんか美味しそう!でした。
そう幸せはいつもすぐそばに。
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