表題作、泣けました！

作者買い。レビューを読んで暗そうな作品だったので悩んだけど、購入しました。表題作、最初は切なすぎて、ちょっと嫌な気持ちになりましたが、読み返すと棗の気持ちも理解できました。ネグレクトで捨てられた、朝陽は叔父の棗に育てられることに。棗から酔った勢いでキスされた翌日、棗は元カレを家に住まわせることにして…朝陽が切なすぎました！棗の”聞かなかったことにする”が酷すぎると思ったけど、恋人関係でドロドロするより、一緒にいられる家族、大切だからこそ、棗なりに悩んでたのかなと。棗目線の話もあったらよかったのに！棗がどれほど葛藤したか見たかった。朝陽の辛さが心に残ってしまうので。ラストは感動しました！
2話目は四角、五角関係。恋人をとられた腹いせに、その人が本当に好きな人をとる。でも自分も身代わりで…いつか幸せになれるのか、かなり微妙。全登場人物、魅力を感じない。