何度も読み返してしまう大好きな作品

巻を重ねるごとに深みが増していって、完結してもどんどん沼にハマってしまう作品です。
絵がものすごくきれいで繊細です。目の輝きや手の動きなど細かいところまでまでも物語の大切な役割を果たしているので、何度も読み返す度に新しい発見があります。
ここまで読者を夢中にするのは、キャラクターが魅力的だからかなって思います。どのキャラクターをとっても主役級の魅力があります。音楽、恋人、進路、過去、未来あらゆる葛藤があって、それらを乗り越えていく彼らに惹きつけられます。
最終回まで見終わった後、みんなの成長が見られた嬉しさと、終わってしまったことに対する寂しさが相まって何とも言えません…。物語はここで完結してしまいましたが、彼らの物語はまだ続いているはずなので、また違う形でお話が見られたら嬉しいなと思います。