10DANCE
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10DANCE

井上佐藤

湧き上がる

ネタバレ
2025年11月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 通常版で1.2.3.5を読んだ。あとは特装版。
徐々にに高まっていく2人。悩み、苦しみ、打ち破り。
ホールドすれば相手が伝わってくる。

半分キューバ人。キューバで育ったシンヤは、マチヅモが根付いているから、アイデンティティの危機感が気持ちを身体を躊躇させる。

ダンスとBL 、確かに相性いいと思う。
高まる気持ち、焦る気持ち、ダンスに現れるうねり。
上手いなぁと思う。

身体に刻まれたリズム、太陽の踊りの神のようなシンヤ。
ダンスのために親元や日本を離れ、英才教育を受けてきた帝王シンヤ。
2人が惹かれ合うのは、細胞単位。

いつも世界2位のシンヤを救いだすために手を離したシンヤ。神を見つけたシンヤが工作する、シンヤを世界に引きずりだす計画。10ダンスへの誘い。
ドラマティックだよな。

出てくる世界も、ダンスの世界も、ゴージャス✨
BLですけど、キスまで。そのキスが情熱的。

竹書房で2巻まで出てから、青年誌に移籍。
世に出るなら、どこからでも問題なし!

原作厨の自分が、初めて実写の完成度の高そうな作品と思ったマンガ。
読んでいて、こちらもうねりに巻き込まれる迫力。
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