このレビューはネタバレを含みます▼
どこをどう切っても、両シンヤには、互いしかいない。
アキちゃん(シンヤの幼なじみでダンスパートナー)に背中を押され、幸せになることを、2人で掴む気持ちを再燃させた鈴木シンヤ。
会わない期間、互いを忘れようとして、ライバルを演じきる覚悟だったけれど。
迸る熱をダンスに向けて、世界が鈴木シンヤを見つけ出した。
ノーマン、切ないな。
大事な相手は、自分に残らない。
紳士は、紳士を演じる。
吹っ切れて、思いを再びぶつける鈴木シンヤ。
他の男と寝たと告白され、泣いた杉木シンヤ。
初めてみせる表情だ。
クールガイも可愛い男だ。
10ダンスまで、セッ○スはしないと杉木シンヤの本気度。付き合いたての高校生みたいなイチャラブが始まり、読んでいて多幸感に包まれる。
舞台は整いつつある。
あとは、世界を驚かすだけ。
初期設定にあった、パロディ。
ファンを楽しませてくれるエチさ(笑)
エチしてないけど。
9巻。大期待。
ラテンの重鎮も動かした。
そこに世界は見えている。