このレビューはネタバレを含みます▼
現代日本の過去生の記憶があるメルフィーナが暮らす世界は、某乙女ゲームの世界。いずれ聖女が降臨してメルフィーナの夫と恋に堕ちるアレクシスルートに入った場合、メルフィーナはアレクシスに捨てられてしまうから…白い結婚だろうと何だろうと、聖女が降臨する前に、【自分の居場所】を確立すべく夫と離れて使えるものは全て使って、北の荒地に住むことを自ら決める。現代の知識を活かして領地を大改革していくメルフィーナ。2巻終わっても夫のアレクシス公爵とはほとんど顔も合わせることなく、手紙も必要最小限で、手も握ることなく夫婦としてどうにかなることもなくですが✨でもねぇ、そういうところはもうどうでもいい感じになってます。領民のために、【国をつくる】ことに直向きに行動するメルフィーナを応援したくなりますね。このまま女領主として突き進めー❗️でも巻末の番外編が…今後の展開のネタバレになっちゃってるのよね〜(笑)この先2人の関係は淡々と進むんだろうなぁ。それとも多少の年齢差はあってもセレーネ王子と再婚しちゃうとかーーだってまだ生娘のままですし。4つしか違わないんだから、それもアリでは…。という妄想でした。はい。そんなこと書いてたら、3巻にはちょっとそれに絡んだお話が。ここまで堅実に領地作りしてる姿を見ると、聖女が降臨するとか魔獣がいるとか魔法もあるとか、そんな世界だった?って感じですが。続き読むのが楽しみです✨