どうしようもないほどに、運命【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
白蜜ダイヤ
このレビューはネタバレを含みます▼
ケモ耳オメガバースです。獣人?擬人化かな?
狼族の長の後継者・皇輝と猫族の魅央、幼馴染な二人の両片思い。
狼族はαしかいないから後継を作るために運命の番と結婚しなければいけない、一方魅央はα一族に生まれたΩだから世間にはΩであることを隠してαのフリをしている・・という切ない状況。
Ωが生んだ狼の子は狼になるのかしら。他の狼も全員αだから狼同士の結婚はめちゃめちゃ少子化だし他の種族のΩと結婚して狼が産まれる確率が二分の一あるいは混血だとしたら、狼ってすごい絶滅危惧種じゃん。ドラマティックにする為の設定だとしても真面目に考えたらかなり危機的状況。狼族のお見合いの仕組みもなんだかよくわからないし疑問点は色々あった。
それにしても、魅央の弟の望くんがしっかり者の良い子。皇輝の父も理解ある人だったし、最後はすんなりハピエンでした。
ストーリーはちょっと雑な印象だけど絵は可愛いです。
星3.5
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