このレビューはネタバレを含みます▼
文明が発展していない時代で、どこかの世界。和風のような中華のような竜が出てくるファンタジー。
竜神に加護をいただくために、10年に一度、花嫁(婿)とされる生贄を捧げる習慣。竜に食べられることで国の安泰は約束される。
死の恐怖に怯えながら贄に選ばれた孤独な少年、星桂。
竜に出会ったら、、、人間の所業に呆れ、自由に生きろと言われ、戸惑う。140年前の約束は、時を経て変容していた。竜が望んだものではなく、人間が勝手な解釈をして形を変えた。
まぁ、こういった話は、生贄ものにはよくあると言えばよくある。イグナートや鷹神様やいけにえもんぜんばらいや愛日などなど…
結果的に神とされるものと情愛を交わし、幸せになる。
が定番。
それはわかっていても、だいたい生贄は不憫受けで、神と称する者に愛されることで、初めて愛を知るってドラマがいいんだ。
そして、こちらは神と称される者の死を経験し、再生を通して新たな生きる目的を得る。その辺りは泣けるね。
エチはありまする。
直接表現ではなく、綺麗なまぐわいかな(笑)
もっと一緒に生きたかった。同じ翠ではないかもしれない竜の再生が、また命を繋ぐ。
ファンタジーのよいところ。
絵が綺麗でやさしいお話。