不死と罰
」のレビュー

不死と罰

佐藤健太郎

漫画の優位性を感じさせる作品

ネタバレ
2025年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 所謂ゾンビもの。
ゾンビと言えば海外。映画やドラマで沢山見てきたけど、この作品のゾンビ描写はホント凄い!!
ゾンビ化シーンの目玉グルグルとか、髪の毛の描き方とか、肌感とか、動きとか、ゾンビが出る度にヒィイッとなりながらも食い入るようにページを眺めてしまった。
ゾンビが文字通り山になってビルに取りつき、上空のヘリを狙うのって、この作品のオリジナルなんだろうか。
生きてる人間には出来ない、ゾンビならではという感じがして、ホント好き。

実写やアニメでは表現出来ない、静止画のインパクト(動きを付ける表現)の素晴らしさ。
ゾンビ描写に漫画の優位性を感じた。

ゾンビだけではなく、ドラマ部分も素晴らしかった。
主人公は、過去に異常殺人を犯した人物。
子供の頃に虐○を受けた殺人者って、親を殺せないが故の代替殺人みたいなとこあるよな。と、前から考えていたので、罪と罰のソーニャにあたるであろうショウカの取った行動、悪の根元として主人公の母親を○すに、驚いたのと同時に凄く納得した。

罪と罰の問題は、考えるのが非常に難しい。この作品を読んで、
人に対して「価値がない」という思想。
この思想、考え方を持っていると、世界がゾンビ化した時(しなくても)殺人を犯す可能性が高まるので、とりあえずこの思想は捨てておいた方がいいなと思いました。

あと、みんな大好き、風張の兄貴が私も好きで、癒しでした😚♥️
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