光が死んだ夏
」のレビュー

光が死んだ夏

モクモクれん

人間の本質を垣間見せてくれる作品

ネタバレ
2025年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前からずーっと気になっていた作品。
でもなかなかチャンスがなくて読めておらず
Netflixにアップされていたので先にアニメを見て
どハマりしてしまい、とりあえず紙媒体で全巻一気買い。

正直、この漫画の奥が深すぎて
どこからどう感想を書いたらいいのか
全く分からなくなってしまうくらい
色んなものが詰め込まれた秀逸で
心の必携書となり得る永遠に読める作品。

行方不明になった親友の光が
別のナニカ、として戻ってくる。
そしてよしきは別のナニカになってしまったヒカルを受け入れ
村の怪事件の真相に迫っていく青春謎解きストーリー。

個人的には、よしきの
『どちらにせよ光はもうおらんのや…
それやったらニセモンでもそばにいてほしい』
この、人間のエゴイズムの本質に触れる、何とも言えない感情に
めちゃくちゃ惹きつけられたし、考えさせられてます。
こーゆー綺麗事だけじゃない感情の葛藤、大好きです。

そしてヒカルはヒカルなりに
自身がバケモノであると自覚しつつ
ただ大好きなよしきのそばに居たいだけなのに
それが叶わないかもしれないことからくる恐怖と孤独。

自身のよしきを取り込みたいと思う本能と闘いながら
それでもよしきを守ろうと、人の感情を学ぼうとする姿勢や
いつも素直に感情をぶつけてくるところ
子どものように無邪気に笑うヒカルは本当に愛しい。

正直、BLは苦手なのですが…
これはBLとかBLじゃないとか、そんな次元をとっくに超えていて
友情なのか、恋心なのかが分からなくなってる
ぐちゃぐちゃ具合も含めて、目が離せない最高の漫画。

最後に。アニメをまだ見ていない人は
ぜひ!!!アニメも見て欲しい!!!
声優さんのどハマり具合と映像の綺麗さと音楽がヤバいです。
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