このレビューはネタバレを含みます▼
やはり、南々子先生の話はいいな。
優しいし、救いがある。
高校のとき、「なんにでもなれる」と少し好意を向けていた友人、菖斗が進路に悩んでいたとき、そう声をかけた橙里。そのまま、高校を辞め突如消えた橙里は、7年後、失意の中にいた。
商店街のリノベーションの件で訪れた建築士の菖斗。
傷ついたようで、だらしなくいる橙里を放っておけず、ひとり暮らしの家におしかける。
好きなことをして、唯一の家族であった祖母の具合の悪さに気づけず、料理人を諦め祖母の介護をして2年、亡くなったばかりだった。
自分の言葉がブーメランになりながら、菖斗のことを思い出したのに、再会。情けない自分を見せたくなかったが、菖斗は距離を縮める。
同情でいてくれるのだろう…心に蓋をして思い込むが、菖斗が来てから、家が生き始め自分も息を吹き返す。
好きだと言われ、釣り合わない自分を恥、突き放すが、痛みが増すだけ。
自分も菖斗が好きなことを認めたら喪失感から解放された。
再会愛。互いに7年心の中にあったんだな。
もう橙里を手放したくない菖斗は、溺愛ひっつきキス魔(笑)真面目で情熱的ないい男だよ。
満を持してエチあり。
おまけペーパーの、鍵をかけない習慣が、平和な近所を表している。
(エチするときは、鍵をかけましょうw)