極楽にはまだ早い
」のレビュー

極楽にはまだ早い

天野実樹

とにかく描き方が最高

ネタバレ
2025年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 風というか、空気感の描かれ方がめちゃくちゃよくて、試し読みを読み終わる前にカートにぶち込んで即買いしてしまいました。
一話完結型なのもテンポが良くて、テンポが良い分、描かれていないその話の町民たちの前後であったり、連綿と続いていくであろう彼らの暮らしに思いを馳せたくなる眼差しや表情が描かれていて本当に素敵な作品に出会えたなと深夜0時に天井仰観て目頭抑えて感謝してます。
雪成と誠の今後についてもこの一巻で描かれた、はじめての「友」になる予感(予感というかもうそういう運命やろ最高や)と、首斬り藤田雪成ではなく、ただの雪成としてみてくれる誠の善性が雪成にどう影響を及ぼしていくのか、大変期待が高まります。
瞳というか、眉、いやもう表情の描き方がものすごく繊細で、最高です。
雪成や誠の髪や着物の袂が、袴が、漫画という画面の中の風で揺れ、広がり、はためく動きが、漫画という静止画のはずなのに躍動感や動きのキレを感じさせてくれるのめちゃくちゃ好きです。
そしてそんな動を見せつつ、雪成のもつ静の面であったり立花様の優しい面立ちに隠れたキレッキレの秩序への芯みたいなものも着物の描かれ方に出ているような気がします。
一巻読了後のパッションで書いているので支離滅裂かもしれないんですが、むちゃくちゃ応援してます。ファンになりました。次巻も楽しみです!!!
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