アノマリーライフ
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アノマリーライフ

日高ショーコ

BL超能力ミステリー&クライムサスペンス

ネタバレ
2025年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日高ショーコ先生の今までの作品とは雰囲気がガラリと変わり、BL&超能力ミステリー&クライムサスペンスの融合です。

未来が視える晶と、過去が視える蛍は従兄弟同士。

互いに好きな気持ちを抱えながら、その能力ゆえに、17歳から10年もの間会わずに離れていました。

しかし、互いの危機を予見し助けようと行動を起こすことで、未来も2人の関係も変化していくという、手に汗握るミステリーが主軸となっています。

2人の行動によって、世界線の異なる未来が複数存在することになるので、初読だけでは少し理解が難しいかもしれません。

しかし2巻の最後に収録されている後日談で、Aの世界線の結末、Bの世界線の結末、+αの結末というように、日高先生が分かりやすくまとめて下さっているので、大丈夫です!タイムリープ物が苦手な方でもご安心下さい!

この壮大な物語を2巻完結にするのはもったいない(もっと長編にできるくらいの設定の面白さ)と私などは思ってしまいますが、2巻完結だからこそのハラハラドキドキ感と読みやすさになっているのが、さすが日高ショーコ先生ですね。

こんなスゴい設定でも出し惜しみせず、サラッと2巻にまとめてしまうところに、先生の引き出しの多さを感じます。

ラブシーンは後日談で描かれますが、分量は少ないものの、未来が視える体質ゆえ、数十分後に蛍から何をされるか分かってしまい、ひとりドギマギしている晶がとても可愛くて萌えます(笑)

ミステリーとしても、クライムサスペンスとしても、もちろんBLとしても、満足度の高い作品なので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
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