君香シャーレ 新装版
」のレビュー

君香シャーレ 新装版

鯛野ニッケ

作者買いです

ネタバレ
2025年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高階はただの匂いフェチなのか、有路の匂い限定フェチなのか分からないけれど、匂いがきっかけで急速に近づいていく2人の距離にドキドキしながら読みました。匂いフェチの話は割と好きで、私自身も嗅覚が鋭いせいもあり興味がわいて、色んなジャンルで読んできました。本能にダイレクトに響いてくる匂いってどんな感じなんだろう。私も一回そんな体験してみたいなと、読む度に思います。

人より匂いに敏感な高階は、日常に溢れる人工的な匂いに日々苦しめられていたが、同じ研究室の先輩から香る匂いにどうしようもなく惹かれてしまう。最初は研究を手伝う見返りとして、5分匂いをかがせてもらうだけだったけれど、徐々に高階の気持ちも欲求も暴走し始めて・・・。

有路の元共同研究者、木梨が関わる一連の騒動は読み応えがありました。木梨の、有路に対する全く心のこもらない謝罪にも、その直後の罵倒にも、はらわたが煮えくり返りましたが、それを見ていた高階の怒りの矛先が斜め上すぎて、びっくりしてたら落ち着きました(笑)しかし木梨は、あの思考回路のまま社会に出たら痛い目に遭うに違いない。

本編ではエチ無しなのですが、個人的には「ち んちんむずむず」からの高階ソロプレイの下りが、本番よりヤバかったです。てか、「ち んちんむずむず」って、何ソレ、NANI☆SORE!そのタイミングで言うなんて反則だよぉ!高階に被せる感じで「ごちそうさまです」って思わず言っちゃいましたよ。

本編の後に収録されているおまけまんがでは、2人の初エチが余すところなく読めます。有路の誘い文句に笑いました。
そして個人発行の同人誌では、イヤイヤする有路のエロ可愛さが悶絶級でした。
新装版用の描き下ろしもニッケ先生らしいというか、完全に読者はニッケ先生の手のひらで転がされているなと感じます。たった数ページの短いお話でも、しっかり心を掴まれてしまう。

他にもこの作品関連のイラストやショート漫画など多数収録されていて、盛沢山な内容でした。
ニッケ先生は本当に生き生きとした魅力的な変態を描いて下さる。変態好きには非常にありがたい先生です。
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