由利先生は今日も上機嫌 由利先生シリーズ(1)
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由利先生は今日も上機嫌 由利先生シリーズ(1)

木下けい子

名作ですね!

ネタバレ
2025年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木下先生作品の中でも特に好きな由利先生シリーズ!一作目。
小説家由利先生と純朴担当編集者の六車くん。
由利先生の超絶わがままなお願いをまるっと受け止めて頑張る六車くん、2人のやり取りが微笑ましくてずーーーっと見てられる。
由利先生の六車くんへの執着が段々ダダ漏れて愛しさ溢れてしまうこの流れ!!キュンキュンです!
イケメンでモテ放題の先生がこんなピュアな青年を構い倒してヤキモチ妬いて、好きな子をいじめる小学生男子みたいで可愛いいったらないです。
木下先生がすごいのは、こういうほのぼのした空気を色恋漂うシーンへパキッと変えられる所ではないでしょうか。ドキッとする。
これが見たくて先生の作品読んでるのかもしれない。
六車くんのうぶで素直な反応もたまらん…激しい描写がなくても凄く色っぽいシーンになるんですもんね〜。
昭和の文豪らしい由利先生のビジュやレトロな背景、エピソードも好きです。

この時代の人って自由でもあるけれど戦争へ行った傷も密かに抱えていたり…どこか哀愁が漂う、それが少しだけ物語の厚みとなってこの作品全体が完成されているのかなと感じます。今の由利先生を作った要素のひとつなんだろうなって。
何度も読みたくなる作品です。シリーズ2作目へ続けてどうぞ!
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