このレビューはネタバレを含みます▼
結成10年目トリオ芸人、そのうちの1人を失ってしまう。突然岐路に立たされお笑いと相方と真剣に向き合う事となった2人のお話。
人間って思ってもない状況になって自分の立ち位置なんかを思い知り後悔したりする。そこではじめて本質が見えて来たりするもんですよね。
おもしろいな〜誘われるがまま入ったお笑いの世界、じゃない方芸人と呼ばれた椎葉がはじめて自分と向き合う姿!!
なんでこの終わりへ向かう状況でダメダメだった彼が前へ行こうとするのか。
話の端々から3人でいた10年分の時間が見えてくる。モーちゃんが守ろうとしてたこの場所を自分も大好きだったんだよ。
かっこ悪くてダメダメで、でも必死にくらいつこうとする椎葉の姿が本当にかっこいい。
りーるー先生お得意のガチムチも出てこないし、えろでバーン!と見せる描写も少な…め?でも2人が抱き合うと嬉しくてキュンとする。あくまでも相方な関係が好き!!
芸人の世界のガヤガヤや、ステージに立つ緊張や興奮もリアルに伝わってきます。
1冊にそれ以上の物語が詰まっていて胸が熱くなる、名作だと思う。
年末年始のお供に是非おすすめしたいです。