【単話売】向こうの人と
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【単話売】向こうの人と

上野ポテト

番外編は最終話の扉絵から始まっていた!

ネタバレ
2025年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編最終話の扉絵を眺めながら、「番外編の最初の一コマの一瞬前は、こんな甘酸っぱい空間が広がっていたのか~、そっかそっか~」って一人でニマニマしていました。ポテト先生のこういうところ、すっごく好きです。

正直に言うと、私は佐野のこと「こいつの何処が可愛いんだ?」って思ってました。しかし!佐野が「さわっていい?」って聞いて、自分のを触るシーンで、そんな私も遂に陥落。認めます、あんたは可愛い!もう佐野の全てが可愛く思えて仕方ない。降参です。成海があの段階で佐野を可愛いと認識した、その慧眼に平伏したくなりました。

初めて会った時の成海は、佐野の考えていることなどお見通しの余裕のトークで印象操作もお手の物ってかんじだったのに、佐野の可愛さに気付いた辺りから、本編でも2人の会話が噛み合っていない描写が続きました。恋に落ちて相手に期待をし始めるとバイアスがかかって見えてたモノが見えなくなるのかな?
まだ微妙な関係だった時は見ていてヒヤヒヤしましたが、両想いの2人なら話は別。この噛み合わなさとぎこちなさが、付き合って初めてのお泊りの最高の演出になっていました。読んでいる私までソワソワモジモジし始めるくらい良いものを見せて頂きました。ごちそうさまでした。合掌。

相手の気持ちを予測することに不慣れな佐野が、斜め上の予測をカマして成海をガッカリさせるのを見るのも悪くはないけれど、いずれ佐野は、ちゃんと成海の気持ちを予測できるようになる気がします。何よりも本人のやる気がスゴイから、成長速度も期待できそう。営業の同期たちと良い塩梅で付き合えるようになる日が来るのも遠くないのでは?

本編を読んだ時は、描き下ろしが、最後まで耐え抜いた読者へのご褒美の様に感じられ、たった4コマでも大満足できましたが、番外編読んじゃったら欲が出てしまいました。足りない!これだけじゃ足りないよ、ポテト先生!ギブミー、続編プリーズ!
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