このレビューはネタバレを含みます▼
コミック配信と同時に映画化も発表された話題作。
ライバルヤンキー高のトップ同士(本人たちはそのつもりは無いけど)の円と美鶴。
実は過去の因縁もある二人だけど、単純なロミジュリ展開じゃない。美鶴は遠くから円兄弟を見守ることでその関係性に憧れ、円も美鶴と過ごすうちにその人間性を知っていく。
円もその周囲の人達も美鶴のひととなりをよく知った後で過去の繋がりが発覚したから変に拗れすぎないのも安心して読めます。まぁ、下巻の展開はちょっとベタで強引だったとは思うけど。
円の周囲は弟の樹も幼馴染達も本当に良い子。それに引き換え美鶴の周りは、兄はもちろん最悪なんだけど友達認定された本田も美鶴のこと全然わかってないし考えてないし身勝手で「本当に友達続けて良いのかな〜」って思ってしまいました。
七緒先生作品だから単なるヤンキーものじゃなくてほっこり心温まる部分もあります。上巻はすごく良かった。でも下巻はストーリーの流れがあまり良く無いと感じるところもあったかな。
総合的には星4.4〜4.5